内分泌科
内分泌科
主にホルモンの病気を診察する科です。
内分泌器は様々なホルモンを分泌し体内の状態を調節します。そのバランスが崩れると病気を引き起こします。ホルモンを分泌する主な臓器は膵臓、副腎、甲状腺などがあげられます。
内分泌科の病気
糖尿病、クッシング症候群(副腎皮質機能亢進症)、アジソン病(副腎皮質機能低下症)、甲状腺機能亢進症/低下症、高脂血症、上皮小体機能亢進症など
実績
1. 腰部皮膚の脱毛を認めたトイプードル
10歳齢のトイプードルの男の子です。腰部の皮膚の脱毛で来院されました。
皮膚の症状ですが、甲状腺のホルモン異常を疑いホルモン検査を実施した結果、甲状腺機能低下症と診断し治療を行いました。
甲状腺機能低下症という病気の主な症状は皮膚の脱毛の他に活動性の低下、肥満、徐脈などがありますが今回のケースのように皮膚の症状で診断されることも少なくありません。重度になると低体温、虚脱、昏睡などを引き起こすこともあります。
左の写真が治療前で右の写真が治療後です。
治療後写真のように腰部の毛がきれいにはえました。
上の写真が治療前で下の写真が治療後です。
治療後写真のように腰部の毛がきれいにはえました。