糸を体内に残さない手術
糸を体内に残さない手術
動物の体内に糸を残さない手術で、手術時間も大幅に短縮でき、体の負担を減らすために当院では「超音波手術システムSonosurg(ソノサージ)」を導入しております。
超音波手術システムとは(イメージ図)
血管をシーリングすることで止血凝固させ、そのまま切開します。
超音波手術システムを使った手術のメリット
- 動物の体内に糸を残さないで手術
- 手術時間が大幅に短縮され、動物の麻酔に対する負担が軽減
- 難易度の高い手術でも、安全かつ確実な止血・切開を実現
- 縫合部から発生する術後の痛みを軽減
- 避妊去勢手術はもちろんの事、他各種手術まで適応
従来の手術では縫合糸を用いて血管をしばり、止血していましたので体内に糸が残っていました。最近、体に残ったその糸が原因で引き起こされる「異物反応性肉芽腫」という病気が数多く報告されています。超音波手術システムはそのようなリスクも軽減します。